妊娠しやすい 体質の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
35歳 女性
結婚して病院に行って不妊治療をしていました。
しかし、病院に行く事がストレスになり治療を一時的にお休みして、
漢方薬で体質を変えたいと来店されました。
体は疲れやすく、眩暈が起こりやすいそうです。
肩こり、頭痛が酷く、歯茎も腫れる事がよくあるそうです。
生理前後にふらつきや立ちくらみがあり、貧血と言われた事もあるそうです。
睡眠時はよく目が覚めて、夢も多く熟睡できにくいそうです。
生理痛が酷く、胸の張りもあるそうです。
病院の検査では
生理期 FSH 4.2 LH 7.0 E2 133 PRL 14
排卵期 E2 282 P 18
の状態です。
この事から、LHが高い、PRLが高い傾向が分かります。
中国医学的に診ますと『心脾両虚』、『肝鬱血瘀』の状態です。
その為、胃腸を強化して体力を上げていく漢方、血液を増やしていく漢方、気の巡りを良くしてストレスを晴らしていく漢方、血流を良くしていく漢方などをお渡ししました。
2週間ほどしますと睡眠状態が良くなり、夜中に目が覚める事が無くなってきたそうです。
また、体の疲れがとれてふらつき、眩暈も治ってきたという報告を受けました。
1か月ほどしますと体調はとても良く、生理時の出血も鮮血になり、
黒い塊も出なくなってきているという報告を受けました。
しかし、オリモノは、ほとんど感じられない状態が続くようです。
2か月ほどしますと胸の張りも起こらなくなってきているという報告を受けました。
これは、PRLが高くなくなり、正常になってきていると思われます。
生理痛も無くなってきているという報告を受けました。
体調が良い為、しばらく続けて頂いておりました。
すると4カ月目で妊娠の陽性反応が出ましたという報告を受けました。
I様はとても喜ばれており、まさかこんなに早く赤ちゃんが授かると
思っていませんでしたという報告を受けました。
妊娠が分かって12週~15週目を過ぎるまでは流産をしやすい傾向があります。
妊娠が分かって15週目までは重たい物をもったり、疲れが溜まりやすい状態になりますと流産しやすくなります。無理をせず、安静になさってくださいね。
7週目ぐらいに病院に行きますと心拍が確認される時期になりますので、
この時期ぐらいから産科の病院に行きましょう。
4週から5週目に病院に行っても、まだ何も見えませんと言われる事が多い為、
焦ると思いますが、ゆっくりと安静にしておきましょう。
おめでとうございます
引き続き、赤ちゃんがシッカリ育っていくように一緒に頑張っていきましょうね。
しんどい時は無理をせずに横になって休んで下さいね。
ひとりひとり自覚症状や体質が違う為、必要となる薬草も異なります。
色々試したがうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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